独優良メーカーEBM-Papst売却に「中堅企業の灯が消える」の声
姉妹サイトの新着
ドイツの送風機・ファンメーカーEBM-Papstが、総額約50億ユーロで米企業Madison Airに売却されることが明らかになった。EBM-Papstはドイツ国内で約6000人を雇用する家族経営企業で、アジアの大量生産メーカーとも競合できる技術力を持つ優良企業として知られる。
この件を報じた記事がドイツ語圏のLemmyコミュニティ「c/dach」で話題になり、「ドイツの優良な中堅企業が次々と海外資本に買い取られていく」という嘆きや、将来の雇用減少への懸念が広がった。一方で、政治が介入すべきだという意見には「そもそも介入する理由がない」と冷めた反応もあり、受け止め方は一つにまとまらなかった。
産業:送風機メーカーEBM-Papstが米企業に売却される。総額約50億ユーロで、この家族経営企業が米国企業Madison Airの手に渡る。現在EBM-Papstではドイツ国内で約6000人が働いている。
出典: handelsblatt.com / 元記事はこちら
この話題の背景と論点
EBM-Papstはドイツ・ムールフィンゲンに本社を置く送風機・ファンメーカーで、サーバー冷却や空調、産業機械向けの製品でアジア製の量産品とも競合できる技術力を持つ、いわゆる「ミッテルシュタント」(中堅・同族経営企業)の代表格として知られてきた。ドイツでは近年、こうした中堅優良企業が米中などの資本に買収される例が相次いでおり、スレで出た「ドイツの残り少ない優良企業が持っていかれる」という嘆きは、個別企業への評価というより国内産業の空洞化への不安を反映したものと読める。一方で、政治が介入すべきかという点では「そもそも介入する理由がない」という冷めた見方もあり、一枚岩の反応ではなかった。なお売却額の50億ユーロを日本円でどの程度の規模と見るかは為替次第で変動するため、本記事では原文の数字をそのまま伝えている。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/dach のスレッド「Industrie: Ventilatorenspezialist EBM-Papst wird an US-Konzern verkauft」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






まだコメントはありません。