仏スーパー数百店で冷凍庫がハッキングされ商品解凍、独語掲示板で物議
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フランス国内の数百店舗のスーパーで、何者かが冷却設備にリモートアクセスし、冷凍・冷蔵食品を解凍させる事態が起きた。シュピーゲル紙の報道をもとに、ドイツ語圏の掲示板Lemmy c/dachでこの件が話題になった。商品は数時間にわたり50℃近くまで温度が上がり、衛生基準上そのまま販売はもちろん無償配布もできず廃棄するしかなかったという。スレでは「本来ネットに繋ぐ必要すらない設備まで遠隔操作可能にしている」ことへの呆れの声が相次ぎ、先週ドイツ・ヘッセン州で見つかった太陽光発電設備の脆弱性(17GW分を送電網から切り離せる恐れがあったとされる)とも重ねて語られた。
ハッカーがフランスの数百のスーパーで商品を解凍させた
出典: spiegel.de / 元記事はこちら
「マルク・エルスベルクの小説『ブラックアウト』を思い出す人はいる?」
先週もまさに似たような事件があって、ハッカーが17GW分を送電網から切り離せる状態になっていたらしい。うちの送電網が耐えられるのはだいたい3GW分。エルスベルクの小説のシナリオにかなり近い。
(参考記事: ヘッセン州の太陽光発電設備で見つかったSungrow製品の重大な脆弱性について/tagesschau.de)
モノのインターネット(Internet of Things)ならぬ「クソのインターネット(Internet of Shit)」
ソフトウェアの問題だから、どうしようもないね(皮肉)
まあ、冷凍・冷蔵品が何時間も50℃近くまで放置されてたとなると、そのまま配るわけにはいかないのも分かる。量が量だけに、一つ一つ再利用できるか確認するのも現実的じゃないし。
本当に無理なんだよ。コールドチェーンが一度途切れたら、(ドイツでは、フランスの法律は知らないけど)その商品はもう流通させちゃいけない。無償であげることすら法律上できなくなる。
結局どれも同じくらい間抜けで危険だよ。本来リモート操作もネット接続も一切要らないはずの設備を、わざわざ遠隔操作可能な状態でネットに繋いでるんだから。
この話題の背景と論点
コールドチェーン(低温流通)が一度途切れた食品は、ドイツなど多くの国で食品衛生規則により再販売はおろか無償譲渡も禁じられており、今回のように大量の在庫を個別に再利用可否判定するのも現実的でないため、結果的に全量廃棄という選択になりやすい。スレで引き合いに出されたヘッセン州の太陽光発電設備(Sungrow製)の脆弱性報道は、本来遠隔操作が必須ではない設備までインターネットに接続され、外部から大規模に制御されうる状態にあった点で、今回のスーパーの冷却設備の件と構造が重なる。IoT化が進むインフラほど、個々の機器は小さくても束ねれば社会的影響が大きくなるという構図は、工場や物流設備のネット接続が進む日本にとっても他人事ではない。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/dach のスレッド「Hacker tauen Ware in Hunderten französischen Supermärkten ab」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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