なぜ今、パン屋チェーンまで投資ファンドに買収されるのか
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ドイツのLemmyコミュニティ「c/dach」で、フランクフルトの家族経営パン屋チェーン「ベッカー・アイフラー」がプライベートエクイティ企業に買収されたという記事が話題になった。医院やクリニックに続き、手工業(Handwerk)までファンドの標的になっている現状に、値上げや品質低下への懸念が相次いだ。一方で「客が選んで買えば変わる」という意見には、そもそも値段が高くて選ぶ余裕がない消費者側から反論が出て、資本の論理と生活者の事情のどちらを重く見るかでスレの空気が割れた。
医院やクリニックに続き、投資ファンドが新たに狙う業種が現れた。手工業だ。フランクフルトの家族経営パン屋チェーン『ベッカー・アイフラー』が、ちょうどプライベートエクイティ企業に買収された。(記者:ビアンカ・フォン・デア・アウ)
出典: piefed.social / 元記事はこちら
そう、〜〜エンシッティフィケーション〜〜じゃなくて『クソ化』はほぼ確定だね
既製の焼き上げ用ミックス粉になるんだろうね
ただそれも消費者に選択肢がある場合しか機能しない。フランクフルト周辺なら競合店があるからまだいいけど、小さな町にはそんな贅沢はない。
自分でパンを焼いて、友達や近所、家族と物々交換で回す。大資本が自分の欲でのたうち回って潰れるまでそれでいい。今の地元のパン屋の『おがくずパン』はあまり好きじゃないから、最近はそうしてる。
『1.30ユーロをどこに使うかは自分で決められる』って言うけど、
お金がそもそも足りてない人には選ぶ自由なんて無いんだよ。それは恵まれた立場から言ってる台詞だね。
『客である我々がもう一度それを肝に銘じないと』って言うけど、
それも結局お金に余裕がある人の話。穀物パン一つにいつも大金を払えるわけじゃない人も多い。物価が上がりすぎて、アルディの工業製品に流れざるを得ない人がたくさんいる。それに今のパン屋チェーンだって、もう誠実さなんてなくて、質の悪いものを売ってるところも多い。
というか地域独占の話だよね。チェーン同士が合併すると、地域によってはスーパーやディスカウントストア以外の市場の9割をもう握ってる。残り1割の買収にも、牙の抜けた張子の虎みたいな独禁当局は何も言わないだろうね。スーパーの仕入れ連合が4社で寡占してる分、『競争があるように見える』からって理屈で……
『クソ化現象』ってやつだね
それこそ大資本が何年も前から我々に信じ込ませてきた理屈そのものだよ。産業側はより良い世界のために何もしてないのに。
給料が足りないなら、パン屋で一回分のパンを買うか、それで残り3〜4日分のパンを諦めるか、天秤にかけるしかなくなる。
違う。朝食全体に使えるのが1.30ユーロしかないなら、それを穀物パン1個だけに使うことはできない。
いや、ホーファー/アルディのパンでいいよ。あれも美味しいし値段は半分だし。
アルディのブリオッシュパン、大好き。
それに加えて、今どこのパン屋が誰の持ち物なのか、普通は分からないという問題もある。地元経済を支えたくても、どこがそうなのか見えないから、選んで買うこともできない。
結局、その1.30ユーロを、大規模工場の冷凍生地を焼くだけのパン屋1に払うか、同じか少し違う冷凍生地を焼くパン屋2に払うか、最終的にはどっちでも大差ないんだよね。
この話題の背景と論点
ドイツでは近年、医院やクリニックをプライベートエクイティ(PE)が買い集める動きが度々報じられており、今回の話題はその波が手工業、特に地域に根付いたパン屋チェーンにまで及んだ事例として受け止められている。スレで割れたのは「消費者が買う店を選べば資本の論理に対抗できる」という主張と、「そもそも値段が高くて選ぶ余裕自体がない層には通用しない理屈だ」という反論の対立で、どちらも一部の言い分として残した。また「Verkackung(クソ化)」という言葉は、米作家コリイ・ドクトロウが提唱した「enshittification」というプラットフォーム劣化を指す概念をドイツ語でもじった表現で、買収後の品質低下を予言する皮肉として使われている。なお、買収後にどの店がどの資本の傘下かは外からは分かりにくいという指摘もあり、地元経済を意識して店を選びたくても実際には難しいという構造的な問題も語られていた。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/dach のスレッド「Warum jetzt auch Bäckerei-Ketten von Finanzinvestoren übernommen werden」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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